大型車(12t車)

-Greeting-

当社では、自社保有の12 トン積車(車両総重量20 t、最大積載量11.8 t・荷台長5.5 m)を用い、工場内など狭所への乗り入れにも配慮した運行を実現しております。一般的な4 t車と同サイズの車体ながら、ツーデフ仕様による大型車クラスの積載能力を確保し、鋼材輸送を効率的に実施しています。

 

UDトラックス・コンドル12tの概要

当社保有の「UDトラックス・コンドル12t」は、全長8.15m(荷台長5.5m)、全幅2.49m、全高2.84mの車体サイズを持ち、標準的な4t車に近い取り回しの良さを備えています。最大積載量11.8t、車両総重量20tの大型車として確かな積載力を誇り、後輪二軸・ツーデフ構造による安定した走行性能を発揮します。

4t車との比較と外観上の特徴

外観上は4t車と12t車の判別が難しいほど似ていますが、12t車の方がキャビン幅がやや広く、ナンバープレートのサイズにも違いがあります。また、法令により12t車にはサイドアンダーミラーが装備されており、安全面への配慮が徹底されています。外観のコンパクトさと積載力を両立した効率的な車両です。

コンドルPW系モデルの性能と特徴

本車両はUDトラックス製GH7型エンジン(直列6気筒・7,013cc・インタークーラーターボ)を搭載し、最高出力280ps/2,500rpm、最大トルク90kgf・m/1,400rpmを発揮します。軽快な高回転特性が特徴で、燃費性能と出力バランスに優れた設計です。車体は常に清潔に保たれ、外装のメッキパーツやアルミホイールも丁寧にメンテナンスされています。

運転席周辺と操作性について

運転席は快適性と機能性を両立した設計で、近年の乗用車に匹敵するインテリアを実現しています。社外製シフトノブへの交換にも法令対応を徹底し、操作パターンを明示。7ℓ級エンジンは13ℓ級より高回転域に特性を持ち、レッドゾーンは2,700rpmから開始します。運転のしやすさと安定した操作性が評価されています。